オカダ@中学国語教師のブログ

教育に関することなどを書いていきます

サボる

今週のお題「サボる」

「サボる」の語源はフランス語の「サボタージュ」であり、「怠ける」という意味である。

名詞(外来語)に「る」をつけて動詞化する、というのは若者の得意分野で、最近では「ググる」「ディスる」などかなり浸透している言葉もある。

こうした言葉遣いに対して、「言葉の乱れ」を指摘する声もあるが、そういう人たちでも「サボる」という言葉は使っているのではないか。

歌は世につれ世は歌につれ。

歌と同様、言葉は時代を映す鏡である。

言葉の乱れだと若者を「ディスる」前に、そうした言葉が生まれた背景に注目していくと、時代の変化に敏感な大人になれるのではないか。僕はそういう大人でありたい。